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hi-bo.capsule-design.net

24時間、調剤漬けの薬剤師。その思考履歴。
「砂糖」
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    「シュガー社員が会社を溶かす」田北百樹子(著)

     企業側が「うちに、困った社員がいる。」というような表現をすると、経営陣が企業の利益ばかりに目を向け、勤務する側の権利を無視した発言のように感じますが、どうやら最近は事情が違うようです。「シュガー社員」とは、『仕事は半人前ですが自分には甘く、雇われる側としての主義主張を覚えてさらに自分を甘やかす、30歳未満もしくはそれを過ぎた位の社員』をさすようです。『残業をさせたら、親が会社に怒鳴り込んで来る。』こんな笑える事例がたくさん掲載されています。

     シュガー社員をいくつかに分類してその実体と対処法が掲載されいるのですが、

    「ヘリ親依存型シュガー社員」
    「俺リスペクト型シュガー社員」
    「プリズンブレイク型シュガー社員」
    「ワンルームキャパシティ型シュガー社員」
    「私生活延長型シュガー社員」


     先に書いた、残業させたら親が会社に怒鳴り込んで来るといった事は、ほんの一部です。 シュガー社員の定義にあった「…雇われる側としての主義主張を覚えて…」という所がネックで会社側も手こずっているようです。会社が手こずるというよりも担当の人事の人間が疲弊してしまうパターンが多いようです。
     本書の初めの方に求人広告のキャッチコピーの変遷が掲載されていたのですが、そこからもこれからますますシュガー社員が大騒ぎする事になりそうだと感じとる事ができます。

     1980年代
    「安定した企業、優れた環境」(80年・とらばーゆ)
    「あなたの技術で高収入にチャレンジ」(88年・Bing)

     2000年代
    「がんばりすぎない私が、好き」(04年・とらばーゆ)
    「ルールは自分」(04年・とらばーゆ)
    「社長の私が、営業のあなたについていく」(07年・Bing)

     面接でシュガー社員を見分ける方法が裏表紙にいくつか書いてあります。「筆記用具を持参していない」とか「労働条件の話になると、がぜん食いつく」などがありました。その中の一つに「年金手帳を紛失している。」というのがあって笑いました。
     
     雇われている人間が、その正当な権利を「武器」のように振り回し始めると怖いよね。人を雇うって大変ですね。
     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     次回は、「グーグルすごい。」です。

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    〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

    「ちょっと間抜けだな。」
    | book | 18:39 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
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      「え?顔全体からビーム出てた?」
      | 「ポジティブ」 | 16:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
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        「そう、俺が一番びっくりしてるから。」
        | 「ポジティブ」 | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        「鉄瓶」
        0
           「エンツォ・フェラーリ」は、フェラーリの創業者の名です。そして、これはまた車名でもあります。フェラーリ創業55周年の記念モデルの車名です。ご存じの方も多いと思いますが、創業者の名を冠したそのフェラーリのデザインを担当したのが日本人です。


          「フェラーリと鉄瓶」奥山清行(著)

            著者の奥山清行氏がそのデザイナーです。創業者の名を冠する程の車に外国人デザイナーを持ってくるのはとても勇気のいる事だと思います。例えば、「HONDA」がもし「本田宗一郎」という名の車を出すとして、日本人以外にデザインを任せるかな?奥山氏がそのくらいの実力のある人なんだと思います。
           
           著者はアメリカ、イタリア、ドイツなどで仕事をされていたようです。本書ではイタリアでの話が多く、イタリア人の仕事の仕方や性格などについての記載もありました。その中にあった、イタリア人のコーヒーの飲み方の話です。意外ですが、たっぷり砂糖を入れて飲むそうです。たっぷり入れる方がより男らしいとありました。日本では逆に砂糖無しでブラックを飲む方が大人の男のイメージですが、逆のようです。イタリア人は高速のサービスエリアなどでも、人目を意識しながらスプーン4〜5杯の砂糖を小さいカップに入れ、長い時間かき混ぜた後それを一気に飲み干して出て行くという飲み方をマッチョなトラックドライバー等がやっているそうです。
           ちなみに、日本人がイメージするような「ちょい悪系」のイタリア人は少ないともありました。ジローラモはどこから来たんだう?

           本書では氏のデザインに対する考え方だけでなく、職人さんの事や、経営に関する事など内容的にはさらりと読めて面白かったです。ちなみに鉄瓶やロボットのデザインなんかもされています。

           外国語で仕事するってやっぱりあこがれるよね。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

           次回は、「砂糖」です。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

          〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

          「違う、違う、初めて。」
          | book | 13:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
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            「なんか良い匂い出しながら溶けてるよ!」
            | 「ポジティブ」 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
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              「俺のビームで壁がちょっと溶けてる!」
              | 「ポジティブ」 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              「フェルミ推定」
              0
                 企業の面接を受けた事がありませんが、面接の質問にはいろいろなモノがあるようです。

                「日本全国に電柱は何本あるか?」

                 こう問われて私はどう答えるだろうか?素直な所を見せようと、「電柱は専門外です。」などと答えるかもしれない。


                「地頭力を鍛える」細谷功(著)

                 こういった問いに対して、知っているか知らないかで答えるのではなく、知っている事を駆使して推定するというのが、問題解決に非常に重要なようです。つかみ所のない物理量を短時間で概算する事を『フェルミ推定』と呼ぶようで、本書では「頭の良さ」を鍛える為のツールとしてこの『フェルミ推定』が非常に強力だとしています。「推定」というと大げさですが、「見当をつける」とか「あたりをつける」といった事です。「見当をつける」事の大切さはなんとなく感じていましたが言葉でハッキリと意識できていませんでした。
                 先の電柱の件で言うと、単位面積当たりに何本くらいかを仮定して「大体の数を出す」という考え方ができるか?という事を問う質問らしいです。電柱の数を正確に言い当てる事が目的ではなくて、それを推定する考え方ができるかどうかをみているらしいです。
                 仕事を進める上で「あたりをつける」というのは、非常に重要な事だと思います。「ここのデータが無いから…」と、その正確なデータを得ることに時間を浪費していては、いつまでたっても結論に行き着きません。枝葉を切り捨てきれない、悪い意味での『お役所仕事』をだらだらと続けるタイプ…私も何人か思いつきます。データを得る事にも経費がかかります。足らないデータにあたりをつけて、大まかな全体像の結論を先に出していくだけで、仕事の進捗が全く違います。
                 情報は専門家で無くとも誰でもネット経由で得る事ができるようになりました。一定の経験や知識を身につけると一生食べていける時代は終わっています。頭を使う事…改めて重要だと感じました。

                 ちなみに電柱は3300万本(平成17年のデータ)らしいです。

                 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                 次回は、「鉄瓶」です。

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                〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

                「あれ?俺、今ビーム出した?」
                | book | 11:57 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
                〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
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                  「そしたら、ビシューンってさ。」
                  | 「ポジティブ」 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
                  0
                    「眉間辺りに両手を構えて。」
                    | 「ポジティブ」 | 10:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    「ぜんまい式」
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                       私のうちにもいくつか電波時計があります。電波時計も最近は数千円で買えます。誤差が10万年に1秒しかない原子時計を基準にしているので、時刻を知る道具としてこれ以上のモノは実用上必要ないと言ってもいいと思います。今、私が主に使っている腕時計も電波時計です。
                       しかし、人はぜんまいで動く機械式時計から離れません。機械式時計は非常に高価です。高価ですが、残念ながら100円均一で売っているクオーツ時計より理論的に精度がおちます。しかし、ぜんまいで動く歯車が繰り出す時間は、人を惹きつけてやみません。機械式時計は非常に魅力的です。私も長いこと、あれが欲しい、これが欲しいと思い続けています。まだひとつも買えてませんが…。


                      「腕時計一生もの」並木浩一(著)

                       非常に素敵な本でした。私が機械式時計に持っていたモヤモヤをはらしてくれたと言っても過言ではありません。腕時計の事を「時刻を知る為の方法はいくらでもあって、本来的にはそう必要でないもの。」といきなり冒頭で書いています。だから、「自覚的に腕時計を買う事の意味が変わってきている…本来必要でないはずの物を買うわけですから、そこにはより根拠のある理由付けが求められてきます。」としています。腕時計の必要性が薄れた結果、「腕時計選び」そのものが一つの文化という段階に入っているとありました。
                       本書は必要性の少ないモノを買うための理由を発見するための本です。本書を読んで好きになった時計を買うのもいいし、買った時計をより好きになる事もできると思います。「デザイン」「ムーブメント」「機能」「性能」「歴史」「素材」…理由を探す為にひとつずつ検討しています。

                       私の友人にも機械式時計を使っている人が数人います。私の祖父も使っていました。そして、彼らはそれをとても大切にしています。機械式時計を買うことは、なにもスケジュール通りに生活するためではないようです。機械式時計は、身につけるその人を表現するモノです。彼らには結婚指輪を常に身につけているような、誠実さを感じます。ぜんまいで動く歯車を愛し、そして日々前向きに生きているからこそ、腕時計を着けているのだと思います。

                       私も「一生もの」と言える一本を時間をかけて探したいです。

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                       次回は、「フェルミ推定」です。

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                      〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

                      「こう、眉間からビィーンってさ。」
                      | book | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |