SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

hi-bo.capsule-design.net

24時間、調剤漬けの薬剤師。その思考履歴。
<< 〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜 | main | 〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜 >>
「冷蔵庫が舞台」
0
     普段使っている家電で「重要」なモノは何かという話をSNSの中でした事があります。「最重要家電」は何か?と。家電は意識せずに毎日便利に使っているから改めて聞かれると考える。ただ、停電したときの事を考えると、使えなくなって困る家電が比較的簡単に想像できるのではないでしょうか?
     「最重要家電」には、恐らく「冷蔵庫」を上げる人が多いと思います。

     風水に興味があるわけではありませんが、風水的に冷蔵庫の扉は、玄関と同じく幸運の入り口だそうです。だから、冷蔵庫の扉にメモなどを貼り付けるのはよくないと聞いた事があります。私の家では気にせずに貼っていますが。


    「冷蔵庫のうえの人生」
    (著)アリス・カイパース (訳)八木明子

     これは、小説です。冷蔵庫に貼られた、「お母さん」と「娘」のメモ書きだけで話が進行します。状況説明もなにもなく、メモ書きだけで進行します。「お母さん」が産婦人科医です。当直等もあり、「娘」とすれ違いの生活をしています。メモ書きは、ただの伝言だったり会話だったりします。娘に、「牛乳、りんごを買っておいて下さい」というものだったり、「男の子から電話がありましたよ」というものだったり他愛もないものなのですが、状況説明なしでもメモ書きの端々に「ふたりの状況」を想像する事ができます。例えば、「お母さん」は娘に対して、父親の事を「あなたのお父さん」というような表現をしています。正式に離婚しているかどうかはよくわかりませんが、別居はしているようです。メモ書きだけなので、ほとんど想像するしかないです。「明日、話をしましょう」といったメモの後に、「昨日はあんなに怒ってごめんなさい。」といったメモがあるといった感じです。具体的にどういう風に言い合いになったとかそういう事は書いてません。会話だけで進行する小説というのはいろいろとあるみたいですが、これはまたちょっと違う感じです。シリアスな内容の後にまた「牛乳を買っておいて」といったメモがあったりして、なんとなくリアルです。

     普通より想像力を働かせないといけないのですが、シンプルに読めます。最後が少し悲しくなるけど。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     次回は、「ぜんまい式」です。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

    「面白い話でもしながら。」
    | book | 05:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    http://hi-bo.capsule-design.net/trackback/600126