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24時間、調剤漬けの薬剤師。その思考履歴。
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「ゆるしていきたい」
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     人に傷つけられた事がありますか?裏切られた事は?

     私はどちらもあります。そして、その人達への怒りで眠れない事もありました。憎くて、涙した事もあった。

     そんな時、相手を「ゆるそう」なんて考えもしなかった。「ゆるそう」と思うと何となく相手が正しいと認めてしまっているようで、絶対にゆるす事などできなかった。具体的な行動を伴わなくても、仕返しをしてやりたいと考える方が楽だと感じていました。
     
     最近、年齢のせいか気持ちの方向が変わって来てなんとなく、「仕返ししてやりたい」などと考えるよりも、「もうそんな事忘れた」と考える方が楽だと思っていました。思っていたと断言するほど、そういう方向で考えを巡らせていたわけではないのですが、確かにそう感じていました。「もうそんな事忘れた」と考える方が楽だと。 


    ゆるすということ
    ジェラルド・G.ジャンポルスキ(著)/大内博(訳)

     今回、私が読んだ本の内容は、おそらくいろんな本に書かれてあることだと思います。本書でなくても、繰り返し記されているのではないかと感じます。そして、どの本に書かれてあっても、読み手側がそれを求めていなければなんとなく素通りしていく内容だと思う。それは「ゆるした方が良い」という考えが、「あたりまえ」だからです。幼い子供でも知っている内容です。非常に大切な事なのに、当然過ぎて考える事すらしてなかった。

     私の場合「相手のやった事なんか忘れよう」と考える方が楽だなと、なんとなく感じていた頃に本書を読んだので、その「ゆるす」という「あたりまえ」が非常に印象的でした。本書は、タイトル通り「ゆるす」という事について書いてあります。「ゆるす」為の具体的な方法が書かれています。ある意味で単純です。平易な文章で、理解しやすいです。

     どのような事や考え方でも、それを「知る」にはそれを知っている人に話を聞くのが一番早いです。しかし、運良くそういう知識を持っている人と出会ってはいても、ゆっくりと解説してもらえる程、長く話をする機会が現実ではありません。自分がその人の生徒でもない限り、短く話をつまむ程度聞ければ良い方です。
     ただ、そういう知識を持った人が書いた本を読むのはいつでもできる。すばらしい考えをもっている人は、それを一冊の本にまとめようとするとき、とても大きなエネルギーを使うと思う。そのエネルギーの塊が紙面に投影された書物は、それを必要とする読み手には人生の宝物になる。
     一冊の本がすべての人に均等に理解され、受け入れられる事は、ほとんどないと思う。読む人間の精神的なタイミングや、人生のステージの違いで、読み手が拒絶してしまうこともあれば、読み手の奥深く染みわたっていくものある。

     いろんな意味で「タイミング」が合うと、良かったと思える本になるのだと思います。今回の本は、今の私にとても印象深いモノでした。また、気になったときに読み返したいです。

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     次回は、「本を読む本」です。

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    〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

    「だから、速いって。足腰は強そうだね。」
    | book | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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