2007.12.17 Monday
「バーコードが面白い」
現在流通しているほとんどの商品にバーコードが付いています。気にしてないと、目に入りませんが、気にすると気になる。
最近、医薬品のバーコード表記が変わって来ています。RSSコードというのが、JANコードに併記されるようになりました。今後、扱える情報量を大きくしていくようです。調剤薬局レベルで扱う医薬品は、現段階でコードの中に有効期限を入れる義務がありませんが、医薬品によっては有効期限を入れることが義務になるようです。
キーエンスという会社をご存じですか?主にセンサーを作っている会社です。「KEYENCE」です。新大阪駅の近くに本社があるようです。いろんなモノを測定するセンサーを作っています。計測機器用だけでなく、ラジコンやロボットなんかの姿勢制御センサーなどでもシェアーが大きいようです。日経の優良企業ランキングでも上位の会社です。2007年3月期は従業員の平均給与は1386万円です。そのキーエンスはバーコードリーダーのシェアーが大きいです。うちでも在庫管理をバーコードでやろうかと思って、近くのキーエンスの方に(近くと言っても県内には支社がない)相談したら、その日の夜に来られました。いや〜、語った。二人でバーコードを語りました。食事にも誘おうかと思った。その日のうちに支社とは別の県へ行かないといけなかったらしく、帰って行きましたが。なんだかんだで、キーエンスのハンディスキャナを買いました。ソフトやマスタは自分で作らないといけないのですが、活用すればかなり使えます。医薬品のコードを読むと、使用量が月にどれくらいあるかとか、どの患者さんに出ているかがハンディの画面に出てくる。
バーコードの数字にはそれぞれ意味があります。バーコードリーダーでコードを読む時、特に重要なのが最後の桁です。普通、商品についているJANコードは13桁なんですが、情報は12桁のみです。最後の桁は、「12桁を間違わずに読んだかどうかチェックする桁」です。情報を持つ12桁をバーコードの種類毎のルールで足したり掛けたりすることで最後の桁を決めています。12桁の一つでも読み間違えていると、計算が最後の桁と合わないので「読み間違えた」と判断できるわけです。実際は正しく読むまで一瞬で繰り返し処理しているので、人間には「ピッ」と読んでるようにしか見えません。バーコードの数字が持つ意味で分かりやすいのは、書籍のバーコードです。書籍のバーコードは2段になっています。下の段のバーコードは一番右の数字が上で書いたチェックの為の桁なんですが、それより左の数字は税抜本体の価格をそのまま組み込んでいます。手もとの本で見てみて下さい。 上のようなバーコードを見たことがありますか?「デザインバーコード社」という所が作っているバーコードです。普通にバーコードリーダーがバーコードを読むにはそれほど大きな領域が必要ではないようで、バーコードを削ったり、継いだりして様々なデザインのバーコードを創っているようです。
商品流通の世界ではIDタグなどが今後主流になっていくのでしょうが、バーコードは「印刷されたデータ」としてまだまだ活躍しそうです。
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次回は、「『解なし』が答え。」です。
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〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
「よし、立ってみて。」
最近、医薬品のバーコード表記が変わって来ています。RSSコードというのが、JANコードに併記されるようになりました。今後、扱える情報量を大きくしていくようです。調剤薬局レベルで扱う医薬品は、現段階でコードの中に有効期限を入れる義務がありませんが、医薬品によっては有効期限を入れることが義務になるようです。
キーエンスという会社をご存じですか?主にセンサーを作っている会社です。「KEYENCE」です。新大阪駅の近くに本社があるようです。いろんなモノを測定するセンサーを作っています。計測機器用だけでなく、ラジコンやロボットなんかの姿勢制御センサーなどでもシェアーが大きいようです。日経の優良企業ランキングでも上位の会社です。2007年3月期は従業員の平均給与は1386万円です。そのキーエンスはバーコードリーダーのシェアーが大きいです。うちでも在庫管理をバーコードでやろうかと思って、近くのキーエンスの方に(近くと言っても県内には支社がない)相談したら、その日の夜に来られました。いや〜、語った。二人でバーコードを語りました。食事にも誘おうかと思った。その日のうちに支社とは別の県へ行かないといけなかったらしく、帰って行きましたが。なんだかんだで、キーエンスのハンディスキャナを買いました。ソフトやマスタは自分で作らないといけないのですが、活用すればかなり使えます。医薬品のコードを読むと、使用量が月にどれくらいあるかとか、どの患者さんに出ているかがハンディの画面に出てくる。
バーコードの数字にはそれぞれ意味があります。バーコードリーダーでコードを読む時、特に重要なのが最後の桁です。普通、商品についているJANコードは13桁なんですが、情報は12桁のみです。最後の桁は、「12桁を間違わずに読んだかどうかチェックする桁」です。情報を持つ12桁をバーコードの種類毎のルールで足したり掛けたりすることで最後の桁を決めています。12桁の一つでも読み間違えていると、計算が最後の桁と合わないので「読み間違えた」と判断できるわけです。実際は正しく読むまで一瞬で繰り返し処理しているので、人間には「ピッ」と読んでるようにしか見えません。バーコードの数字が持つ意味で分かりやすいのは、書籍のバーコードです。書籍のバーコードは2段になっています。下の段のバーコードは一番右の数字が上で書いたチェックの為の桁なんですが、それより左の数字は税抜本体の価格をそのまま組み込んでいます。手もとの本で見てみて下さい。 上のようなバーコードを見たことがありますか?「デザインバーコード社」という所が作っているバーコードです。普通にバーコードリーダーがバーコードを読むにはそれほど大きな領域が必要ではないようで、バーコードを削ったり、継いだりして様々なデザインのバーコードを創っているようです。
商品流通の世界ではIDタグなどが今後主流になっていくのでしょうが、バーコードは「印刷されたデータ」としてまだまだ活躍しそうです。
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次回は、「『解なし』が答え。」です。
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〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜
「よし、立ってみて。」