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hi-bo.capsule-design.net

24時間、調剤漬けの薬剤師。その思考履歴。
「ショッピング・リゾラバ風」
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     「スナイパーズ・チョイス」(2007/09/05)の時にも書きましたが、そこが「ヒャッキン」であってもスナイパーズ・アイを光らせながら買い物します。買い物しますというか、買わない時の方が多い。見てるだけ。
     私はインテリアショップ等に行くと、狩猟本能がたぎる。商品見ているのに、白目剥いてる感じ。最近は実際に購入する事が少なくなったと思う。「こ、これ、いい!」と思って、手に取った3千円位のモノでも、一旦置くようにしている。9800円以上のモノは、そもそも触っていいモノかどうか場の空気を読む。少しずつ、大人になって来ています。
     大体、その買い物自体「必要があってしているのかどうか」を考えられるようになった。なにか、「心のスキマ」みたいなモノを埋めようとして購買意欲が沸いているんじゃないか?という疑問が実感として掴めるようになってきた。
     以前は、そういう事がぜんぜんわからなかった。別に悪いことしているわけではないのに、レジ終えた後にブルーになったりした。罪悪感のそれとは違うから、「すごく透明なブルー」です。

     「爆風スランプ」を知ってますか?最近は株をネタにした書籍で見かける、「サンプラザ中野」がボーカルをしていたバンドです。「爆風スランプ」の歌で有名なのは、「Runner」「大きな玉ねぎの下で」なんかです。「大きな玉ねぎの下で」より少し前の歌に「リゾ・ラバ -Resort Lovers-」というのがあります。昭和の歌かと思ったら、なんと平成の歌ですよ。平成元年。(1989.7.19発売)変な所に驚きました。「リゾラバ」という言葉が広がったのが、この歌がきっかけになっているようです。「リゾラバ」っていろいろと定義されているようだけど、簡単にいうとリゾート地での一時的な恋愛の事です。海外での事をさす意味が多いみたいですが、「ゲレンデがとけるほど恋したいと思ったけど、地元に帰って来たら冷めた。」といった意味で使っているのもあります。いずれにせよ「一時的」というところがミソです。

     突然ですが、「昭和なモノ」ってすごく良い。



    「アデリア」の硝子食器。



     「カリモク60」シリーズ。


     お店のそういった雰囲気の中で見るとさらに良い。その雰囲気に飲まれて、惹かれてしまう。しかし、実際買うとなるとこれはかなり難しいと思う。リゾラバ風に一時的な感情で買い物してたら、ホントに大やけどすると思う。食器はまだいい。家具なんかで失敗したら、しばらくなかなか寝付けなくなる。「カリモク60」なんか普通に置いたら、その一角だけ「ばあちゃんの家」と区別つかんようになる。イチロー世代(団塊ジュニア世代)の私たちよりも若い層、いわゆる「プリクラ世代」以下の世代がそういうのを使っていると、スタイルのあるモノになるんだろうけど、「ああ、コレね、おしゃれでやってるから。昔から使ってるわけじゃないから。」ってやや必死にコメントを付加しないといけなくなる。「アデリア」も「カリモク60」もすごくいいなと思う。だから、難しいなと悩む。

     お店の雰囲気に合っていても、買ったモノはそのままそのお店に置いて使うものじゃない。自分の住まいの現場に置く。日常の現場で使う。

     次のセリフを「踊る大捜査線」の彼が無線に吠える感じでどうぞ、

    「買ったモノは店に置いて使うんじゃない!現場で使うんだ!!」

     日常からの逃避的な行動としての「買い物」 −「ショッピング・リゾラバ風」− これは危険と隣り合わせです。買い物に行かれる際は、自分が愛すべき日常のリアルな現場を頭の片隅にお忘れ無く。


     ショッピング 見てるだけなら プライスレス

     買えるモノは 買える範囲で


     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     次回は、「調剤室で、ネーミングを想う。」です。

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    〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

    「あ、君が付けたの?」
    | design | 06:51 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
    「デザイン家電、がんばれ。」
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       輸入家電の「見た目」は日本のモノと比べると「違い」があります。キッチン用の家電なんかがわかりやすい。見ただけで、「輸入家電かな?」と思います。「デロンギ」とか「エレクトロラックス」とか、ああいったモノです。
       家電の「見た目」は、その機能を担う機械部分をカバーする「おおい」です。「筐体」というみたいです。それから外に出ているスイッチ、情報表示部などです。
       「デザイン家電」…だいたいこういうジャンルがあるのかどうか、少し不安なんですが、ニュアンスは伝わると思います。実際にそういう風に呼ばれている商品もあります。
       そして「輸入家電」≒「デザイン家電」だと、とらえられているように感じます。前回の、「調剤室で、デザインを想う。」2007/09/17はこの辺から来ました。「あんまり見たことない。」=「出回っている相対量が少ない」からくるデザイン賛辞は、「見た目」から来る事が多く、それが持つ使い勝手にまでなかなか及んでないかもしれない。
       家電は電気を消費して、ある機能を発揮するモノです。だから、使い勝手という面はすごく重要になってくると思います。
       家電には「スイッチ」が付いてます。電源を入れたり、機能を切り替えたりするあれです。パソコンでいうところの、キーボードやマウスといったインターフェースです。人と機械で情報のやりとりを行う境界になる部分です。突然ですが、私は「トグルスイッチ」といわれる「スイッチ」が好きです。飛行機のコックピットにずらりとならんだ小さな棒をパチパチはじくようにして切り換えるタイプの、あの「スイッチ」です。昔のタイプのオーディオ機器には使われてましたが、最近家電では見かけなくなりました。
       あくまで個人的な感想として書きますが、「輸入家電」と呼ばれるモノのスイッチの感触って「ムニョッ。」っという感じがします。「え?今の切り替わったか?」とやや不安になる。手応えがないというか、「ムニョッ。」っと、はっきりしない。スイッチは「パチッ!」と切り替わって欲しい。「よし、切り替わった!」というメッセージ的なものが欲しくなる。
       違う方向の話しになりますが、容器のフタでも同じような感覚を覚える事があります。例えば「目薬」のフタ。回せば、回しただけグイグイ閉まっていくフタと、最後に「パチン」と閉まるフタ。「パチン」という感触で、「よし、閉まった。」と無意識に感じられる。ちょっとした違いだけどこれって大切だと思う。例え方がおおざっぱですが、スイッチだけをとっても輸入家電に関して、国産家電の繊細さがないように感じます。輸入家電的な「見た目」で、若干の使い勝手の悪さを「黙認」している感じ。そういう粗野な部分も含めて「輸入家電的」だとしている。そういう風に感じている人って結構いると思う。
       「デザイン家電」と呼ばれるモノは、なにも「輸入家電」だけではない。今や国産モノもがんばっています。「amadana」「±0」といったデザイン家電は国産品です。どうしても「機能的に同等な製品」と比べ「デザイン家電」は値段的に高価な事が多いですが、国産のデザイン家電にはぜひがんばって欲しいです。松下電器的な安心感を持ったデザイン家電が出回るとうれしい。いや、そういう表現はデザインに力を入れ始めている松下電器に失礼かな。良いモノを発信しようとしているすべての企業に期待してます。

       今度は実際に買うときに考えてしまう事についても書いてみたいです。

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       次回は、「ショッピング・リゾラバ風」です。

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      〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

      「なぜか、鍵までついてるしね。」
      | design | 06:55 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
      「調剤室で、デザインを想う。」
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         「スナイパーズ・チョイス」(2007/09/05)の時に少し書きましたが、デザインが良いモノって値段が高いモノが多い。

         「デザインが良いって、どういう事だろう。」

         私は薬剤師です。仕事で直接的に関係するジャンルではないのに、いちいちそんな事を真剣に考える事があります。教科書的にはいろいろと表現の仕方があると思います。その辺は書籍やらネットにでも情報があるだろうから、また私の感覚で話をさせてもらいます。およそ一般的に「デザイン」というとそれが持つ広い意味の中で、「見た目」という意味でとらえられる事が多いと思います。ここで、デザインの持つ意味を「見た目」だけだとします。そう考えると「デザインが良い」って、それに会った時に「ハッとする」かどうかだと思います。「なんか、いい!」と思う事です。無意識に「惹かれる」感じです。それは決して「最新的」とか「先進的」とか、それだけではないです。むしろ、クラシックなデザインで「ハッとする」事もあります。家電にしても、インテリアなんかにしてもあえて「昭和的な」要素を取り入れる事で、「ハッと」させている所もあると思います。

         「ハッと」するか、どうか。これはもう完全に受け手の問題です。万年筆のペリカーノジュニア(ペリカノジュニア)という物があります。ドイツの小学生が、日本でいう所の書道?の時間みたいな時に使うみたいです。ペリカーノジュニアのデザインをわかりやすい言い方すると「すごくかわいい」です。書きやすいし。ドイツでは多分一般的なんでしょう。想像ですが、ドイツ人の大人はそれを「このデザイン、なんかいい!」と思って使う事はないと思います。子供がみんな使っているモノだから。ドイツの大人はもっと良いのを使っているんでしょう。逆に、外国の方が例えば「男子」とか「刃」なんかの日本の漢字が、でかでかとプリントされたTシャツを着ている事があります。たぶん、外国の方からすれば漢字のデザインに「ハッと」したんだと思います。小さい頃から漢字に親しんでいる日本人はその感覚を持ちにくい。

         繰り返しますが「ハッと」するか、どうか。これはもう完全に受け手の問題です。普段見慣れている物を見ても「ハッと」しません。つまり、たくさん流通していて、日頃見慣れている物にはデザイン的な良さを見いだしにくくなるように思います。「慣れ」で「ハッと」しなくなる。したがっていわゆる、「なんか良いデザイン」って流通量が相対的に少ないモノの事を指す事が多いんじゃないだろうか?もっと言うと、自国内での流通量が相対的に少ないモノです。そうなるとたくさん出回っているものより、製造コストも上がって値段も高くなる。あまり出回ってないモノを創造した人にちゃんとお金が届いているのか心配になることもあります。市場に出回っていれば安いです。先の万年筆「ペリカーノジュニア」は素材的な事も大きいとは想いますが、小学生が使うくらいだから大量に作られているんでしょう。日本で1000円後半で買えます。あ〜、でも日本の同等レベルの素材の万年筆からすると高いのかも。

         勝手にいろいろ考えました。この辺りについて「デザイン家電」と呼ばれるようなモノに具体的な例を感じます。それについても書きたい。まだまだ、話の続きがあります。しかしこれ以上書くと、一回のブログに書ききれない(=誰も読んでくれない)ので次回書きます。


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         次回は、「デザイン家電、がんばれ。」です。

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        〜 本日の「ポジティブに生きる!」 〜

        「君、意外と冒険家?」
        | design | 06:36 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
        スナイパーズ・チョイス
        0
          100円均一のショップ、通称「ヒャッキン」にはよくでかけます。

           そして、ものすごくウロウロします。ウロウロだけでなく、ギロギロ見回します。店員と間違われた事もあります。店内で偶然出会った人から、その目つきのせいで「お見かけしたんですが…、声はかけませんでした。」と言われました。近頃は200円、300円という値段のコーナーもありますが、基本的に100円が好きです。それには、10コ買っても千円だという安心感があります。

           社会人になった頃、ちょっとしたモノを「無印良品」で買うのにはまっていました。そこで買った500円くらいしたクリアファイルを「それ良いですね、ヒャッキンですよね〜」って言われたときのショックは決して小さくなかった。社会人になりたての頃って自分が持つモノにちょっとこだわっていた。「無印良品」でシンプルかつ薬剤師的清潔感をアピールしていた頃の私にはショックが大きかった。ちょっと「ヒャッキン」を上から見ていたような所はあります。今では「無印良品」で揃える物、「ヒャッキン」で買うべき物、どっちでも無理なモノの区別がついているつもりです。そんな事もあって、「ヒャッキン」に行くと、とりあえずどんな商品があるのかチェックします。もうだいたい把握してますが、新商品があるのではないかと心のどこかで淡い期待を抱いています。それでウロウロするんです。私は今、「ヒャッキン」について語っています。ついて来て下さい。

           そして、ギロギロする方ですがこれは、一つのモノでも微妙に違うモノが揃っていてどれにするか選択しているんです。

           プラスチックの「かご」みたいなモノを例にとると、ギロギロする理由,話噂磴法△茲蠅いぅ皀里鯀びたいからです。材質的にいいモノを。おなじ「かご」でも材質的高価感が高いモノを選ぶ為にギロギロするんです。その段階で「歪み」がないかなんかも見ます。大工さんが道具をチェックするときのように片目をつぶって、いろいろな角度にかざして見ます。その立ち振る舞い、あやしき事、限りなしです。そして理由△聾世辰討い詒楼呂広くなるのですが、デザインです。見た目や使い勝手という意味です。だいたいどんな商品でも、「デザインがいい!」と思うモノは、そうでないモノより値段が高い事が多いです。ほとんどそうだと言ってもいいくらいです。しかし、君、ココは「ヒャッキン」ですよ。よりデザインがいいものを選んでも、100円です。そう、スナイパーの如き眼力を発揮して、ギロギロするべきところなんです。「ヒャッキン」の「かご」は引き出しの中とか押し入れの中とか、ほとんど人目につかないところで使うことが多いです。だからと言って適当には選べない。「ヒャッキン」好きだけど、いかにも「ヒャッキン」的なモノを選びたくないという、その孤高の気高きプライドを汚さぬ為に、スナイパーズ・アイを光らせる必要があるのです。

           「デザイン」というのは、広く深い意味がありますが「外見のよさ」という点だけに注目しても「デザイン」が違うだけで、驚く程違います。例えば一般の家庭で使うようなファックスにしても、ボックスティッシュのような「直方体」に「デザイン」されただけで、なんというかスタイルのあるインテリアショップ等に売っていそうなものになります。素人目にみると、プロダクトデザインとして「直方体」に作る方が簡単に思えるのですが、なかなかそういったものはなくて、あっても高価です。

           「ヒャッキン」や「デザイン」についてはまだまだ言いたいことがあるので、今後も語り続けます。ギロギロしている私を「ヒャッキン」で見かけたら気軽に声をかけて下さい。

           〜 本日の一品 〜
          「ゼチーア錠」
          販売元バイエル薬品 製造販売元シェリング・プラウ



           新しいタイプのコレステロールの薬です。この前気がついたのですが、これには新しいデザインを見ることができます。この錠剤は「厚みのある小判」のような形をしているのですが、その「厚み」部分である「側面」を下にして「スッ」と立つような形でシートに入ってます。写真でちょっとわかりにくいかな。説明会ではこれについてなにも言ってなかったけど、この「向き」は新しいと思う。もしかしたら、既存の商品でもあったのかもしれませんが、私は初めて見ました。錠剤が入っている「向き」が新しいデザインになってる。確認まではしてないので定かではないのですが、おそらくシートから取り出す力が少なくてすむという事と、割線からポキッと折れる可能性を低くしているんではないかなと思いました。こういう「配慮系デザイン」すごく好きですね。

          | design | 06:18 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
          Coke is it ?
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             数年前の話。その時、私はオーストラリアのカジノにいた。少しばかりルーレットに夢中になっていると、喉が渇いてきた。私はバーへと向かった。そこのカウンターに肘をつくと、カウンター内の白人女性へ、

            "Hey,…coffee,please."

             そう言うとそのままカウンターへ体をあずけた。ホールの方へ目を向けると、天井が高く吸い込まれそうな開放感だ。そのほとんどが間接照明の空間は世間の喧噪を逃れてこそいるが、ブルーやグリーンの瞳をルーレットやカードへ向けてぎらつかせている客達で賑わっていた。
             私は再びカウンターの中の白人女性に視線を戻した。その白人女性も私を見つめていた。白人女性は私から目をそらさずに口を開いた。

            " …Coke? "

             どうやら、私の言っている"coffee"は西部なまりがきつかったようだ。日本西部、生粋の九州なまりだ。私はできるだけゆっくりと答えた。

            "no,co〜fffeee〜…,please."

             私の言葉を聞くと彼女は一度大きくうなづいた。そしてカウンターから缶を取り出して、「これでしょ?」と言わんばかりに微笑みながら首をかしげた。その缶はジャパンでも見慣れた赤と白のさわやかティスティーのそれだった。

            ノ〜ウ!、ワン キャ〜フェ〜 プリ〜ズ!

             ビシッとのばした私の右手人差し指は壁にかかったメニューのコーヒーを指していた。さらに私は眼光に「これが最後通告だ!」というメッセージを込めた。ここまでの外交努力を無駄にしたくなかったのだ。

            "Thank you.…hot?"

             この際どっちでもよかったが、私は少し熱くなりすぎていた。

            "Ice,…Ice Please."

            そこで私は旅のガイドさんの言葉を思い出した。オーストラリアのアイスコーヒーにはクリームがたっぷりとのっているということを。

            "ノークリームよ、ノークリームで!”

             私の口から出ている言語は、もはやどこの国にも属さないものになっていた。

             そうやって私はようやく冷たい飲み物を手にした。

            ”… Thankyou.”

             そういうと私は、カウンターから去っていった。山盛りのクリームがのったアイスコーヒーを持って。

             〜 本日の一品 〜
            最近は黒と白のさわやかティスティもあるようです。





             キャッチコピーは
            「本当の味、なのにシャープな糖分ゼロ。」

             偶然目にした甘くないポスターは、確かにシャープだった。

             
            | design | 07:49 | comments(8) | trackbacks(0) | - | - |